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2023.7.10

  • スタッフブログ

牛久大仏のお膝元、南海プリーツ様にて

先日、南海プリーツ㈱様にて、生地の棚卸しを行いました。
南海プリーツ様は茨城県牛久市、牛久大仏のお膝元にある関東プリーツの1社です。

1970年に創業し、現在の吉波剛社長が3代目です。
弊社では主にスカートのプリーツ加工でお世話になっています。

生地は生地品番・学校名をきちんと管理してくださっているおかげで、棚卸しの作業はスムーズに終了しました。
  
今回、南海プリーツ様のご厚意で、職人さんの作業を見せていただくことができたので、スカートのプリーツができるまでの過程をご紹介します。

①シロセット液の噴きかけ
ウール混率の高い制服のスカートには、長期間着用しても綺麗な折目が維持されるよう、シロセット加工を施しています。髪の毛にパーマをかけるのと似た原理の加工です。
まずは型入れ前に専用の液を吹きかけます。

②型入れ_1
1枚の生地を型紙に入れて、スカートにプリーツを付けます。
型入れは数名で行うことが多いのですが、こちらの会社の職人さんは熟練の方が多いので、なんと1人で型入れを行っています。

③型入れ_2
全て折るとハリセンのような形になります。

④真空窯へ投入
プリーツに熱を入れると、生地に綺麗な折り目(プリーツ)が付きます。
この生地を縫製すると、皆様のお手元に届くスカートになります。

南海プリーツ様では、プリーツの型紙も職人さんが作成しています。
私たちもドレスのスカートの型紙作成を少しだけやらせていただきました。先ほどの制服とは違い、プリーツがとても細かいのが分かると思います。

制服のスカート以外にも、南海プリーツ様ではアパレル品・カーテン・折り紙など様々なプリーツを取り扱っており、中でも形状記憶折り紙は外国人観光客に人気のお土産です。

南海プリーツ様のホームページには、形状記憶折り紙の動画や写真も掲載されています。下記URLからアクセスできますので、皆様ぜひご覧ください。

https://nankai-pleat.e-ushiku.jp/index.html