関東はようやく涼しくなりましたね。とはいえ暑すぎたせいで、皆さまお疲れ気味ではないですか？

そんな夏の疲れを癒してくれる、水と緑がうつくしい、埼玉県の別所沼公園の近くにある「埼玉大学教育学部附属中学校」様が、およそ半世紀ぶりに制服をリニューアルするそうです！

「これまでの埼大附中、これからの埼大附中」を新制服のデザインコンセプトにして、埼玉大学教育学部附属中学校と埼玉大学教育学部附属特別支援学校の生徒さんからデザイン案を募集したのが昨年末のこと。

たくさんの応募の中から投票で選ばれた3人の生徒さんの案を、実際にサンプルとして作製し、最終投票を呼びかけるためのデザイン説明会を兼ねて、ファッションショーも開催されました。そのファッションショーに、リニューアルのお手伝いをさせて頂いている私たちアカツキ商事も、株式会社スクールベン様ともに、招いて頂きました。

当日の午後1時半すぎ。モデルやデザイナーの生徒さんが、大急ぎで控室に入り、サンプル制服に着替えたり、ウォーキングのおさらいをしたり、しっかり準備して本番に備えます。ちょっと緊張しながらも、皆さん笑顔でとても楽しそう。

そして午後2時前。会場となる体育館に全校生徒が集合します。テレビ局と新聞社の取材も入り、多くの人たちの関心ごとであることがわかります。

イベントが始まると、まずは、制服リニューアルを公約として生徒会副会長になった生徒さんから、制服を新しくする経緯の説明がおこなわれます。制服検討会議のもようや、サンプル制服を作るようすが、写真や動画をたくさん用いて語られました。集まった生徒さんたちも、興味深く説明を聞いています。

「楽しみながら、真剣に」と笑顔で投票を呼びかける副会長さんの姿が印象的でした。

そのあとは、いよいよファッションショーです。会場の雰囲気が一気に変わります。照明が落とされ、音楽が流れると、1案目の制服を着た3人のモデルさんが舞台に登場し、階段を降りて、会場を歩きます。2案目、3案目のモデルさんたちも、順次、登場。

スポットライトを浴びながら、ポップな音楽に合わせて、ランウェイを軽快にウォーキングします。ポージングするたびに、観客の生徒さんたちから大歓声がおきます。

このノリのよさ、一体感がいいですね！このあとでおこなわれた、各デザイナーの生徒さんからのデザイン説明も、インタビュー形式でとてもわかりやすかったです。

約1時間で、一連のイベントはフィナーレを迎えました。ファッションショーのようすと代表の生徒さんのインタビューは、その日の夜に、テレビ埼玉のニュース番組で放送されました。

この後、投票を経て、1案が選ばれました。現在は、夏服の検討と決定した冬服のこまかな微修正をしている最中で、新制服の完成は間もなくです。

2025年（令和7年）4月にデビューする新制服は、どのようなデザインになるのでしょうか？皆さまもどうぞご注目ください！