さぁ、今年もFaWの季節がやってまいりました！

東京ビッグサイトで4/17～4/19の3日間、≪FaW TOKYO ファッションワールド東京 2024春≫ が開催されました。今回はサステナビリティ、テクノロジー、生地・素材、縫製・生産工場など、７つの専門エリアに分かれて世界２５ヵ国から８００店以上の出展となります。

～ファッション業界の「今」と「未来」を集め、産業の発展を促進し、「世界一の商につながる場」～ ということで、当社もファッション業界の未来へつながる情報を集めるべく、3日間を通して多くの関係者と訪問しました。

今回出展したブースの半数を占めていたのが、アジアの縫製・生産工場です。

上の写真はオーダースーツを扱う出展社様。１万にも及ぶ生地種類、デジタル化された工場は、海外縫製ならではの視点でオートメーション化が進んでおり、国内工場とは一味違う規模感や先進性を感じました。こちらの出展企業様は様々な国へ進出してきましたが、この度、品質面のハードルが高いとして参入していなかった日本に満を持して進出です。

当社が積極的に取り組み始めた海外縫製の分野では、アジア拠点における縫製・生産関連の会話に自然と熱が入ります！

ファッションテックブースでは、QRコードを使って物流のトレーサビリティーを向上させてタグなどの紙資源を削減したり。画面に映るデータ上のマネキンに服を着せたまま動かしてパターンを作成できたり。縫製に必要となる生地や資材等をグラフィカルに楽しみながら管理できたり、興味深い出展内容が多くありました。

この3Dモデリング分野は、他にもアバター的な魅せ方が良く話題となりますが、上手く取り入れることで、学生服の見本品や着せ替え自体のワクワクする体験をデジタル化する事が可能となります。AIとの組み合わせも相性抜群です！

また、着せ替えDBをクラウド環境に置くことで、モバイル端末から接続でき、生徒・保護者さまはいつでもどこでも自身の体系に合わせた着用シーンをイメージできるようになりますね！

ここで紹介したのはほんの一部ですが、国内外の多岐に渡る新しい技術やアイデアも多く、変化する未来への期待が膨らみます！

次回、10月開催予定の「ファッションワールド東京　秋」も楽しみですね。